学歴の必要性

 

学歴はなぜ必要なのか。

 

もしこの記事を見てくれている方がいるとすればそれはおそらく、受験期の高校生だろう。(そう仮定して話を進めることにする。)

 

 

私自身も大学受験を二回経験した。

現役では志望するラインの大学に届かず、一年間浪人してもう一度受験した。

 

結果、合格に届かず、滑り止めの私立大学に行くこととなった。

 

周りの先生や、両親からは「大学にはいってからが勝負!」というありきたりだが正論な言葉を多数いただいた。

 

現在、滑り止めとして入った偏差値45~50程度の大学で2年間過ごして分かったことは、「周りの生徒の学習意欲の低さ」である。

 

とにかく勉強しない。

あたかも大学に入って終わりかのような顔で講義を聴いている。

いや、聴いてはいない。

出席しているだけ。

 

大学に来たのだから本の一つでも読まなければという危機感が全くない。

 

彼らは恋に、友に、バイトに、大忙しの毎日のようだ。

 

果たしてそれでいいのか。

 

ここを見ている君は本当にそんな知的活動が全くない学生生活を望むのか。

それで社会に通じると本気で思うのか。

 

私は思わない。

 

では、いわゆる高い偏差値の大学にかよう学生は勉強するのかというと全員がそうとは言わない。

しかし、そういった学生を見つけるのに苦労はしないだろう。

 

事実、同じ予備校で浪人していた友達をつてに、いわゆる高偏差値の大学の大学生と話しをしたが、彼らはメリハリというものがきちんとあって、遊ぶときは狂ったように遊ぶが、講義は真面目に聞き、自分のために日々何かを学んでいる。

 

 

あとは各々の判断に任せるところである。

私はやり直せることならばもう一度、高校3年生に戻りたいと常々思っている。

 

 

 

 

受験生の皆様、大学は素晴らしいところです。

僕は単に周りの学生より、恋愛やお酒に興味がないためか、世間でいうところの「ぼっち」です。

おそらく、「意識高い系」と後ろ指をさされているかもしれません。

しかし僕はいま、楽しいです。

自分の好きな本を読み、自分の好きな勉強をして、自分の好きな場所へ行く。

 

どうか皆様のキャンパスライフが良き仲間との明るく充実したものとなりますように。

 

夏の時期は大変かと存じますが、どうかご健闘お祈り申し上げます。